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当社は、この度、Rush 大学(米国、イリノイ州)との間で、NFκB デコイオリゴを椎間板変性症治療薬として開発するために必要な特許権に関して、全世界を対象とする独占的実施権の許諾を受けるライセンス契約を締結いたしましたのでお知らせ致します。これにより、当社は、NFκB デコイオリゴを椎間板変性症治療薬として、世界で独占的に開発、販売することが可能になりました。
NFκB デコイオリゴは、アトピー性皮膚炎、関節リウマチなどの治療薬として当社が開発を進めている核酸医薬です。NFκB デコイオリゴは、主に炎症性サイトカインの産生を阻害する特徴があることから、過剰な免疫反応を原因とする疾患領域の治療薬として開発を進めております。
一方、椎間板変性症は、椎間板の変性を原因として腰部に痛みを生じる疾患です。椎間板が変性する過程では、IL-1 やTNF-αなどの炎症性サイトカインや蛋白分解酵素の関与が指摘されておりますが、NFκB デコイオリゴは、これらのサイトカインや酵素の産生を阻害する作用を有しております。このため、当社は、昨年から米国Rush 大学と共同で、動物実験等により椎間板変性症治療薬としての可能性を検討し、共同で特許出願しておりました。
この度締結したライセンス契約は、共同研究の結果得られた当社と共同出願中の特許におけるRush 大学の保有する権利について、当社が世界での独占的実施権の許諾を受けるものです。これにより、当社は、NFκB デコイオリゴを椎間板変性症治療薬として、世界で独占的に開発、販売する権利を確保したことになります。
今後は、製薬会社との提携を探りながら、椎間板変性症治療薬として開発するための更なる検討を重ね、新規プロジェクトとしての可能性を検討してまいります。
なお、当社は、今後、Rush 大学に対して、契約一時金、マイルストーン及び上市後にロイヤリティを支払う予定ですが、業績に対する影響は軽微であり、当期の業績予想に変更はありません。 |