三菱スペース・ソフトウエアとジェノミディアが事業化
− 次世代核酸医薬siRNA 向けドラッグデザインサービスを開始− |
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当社子会社のジェノミディア株式会社(以下、ジェノミディア)は、三菱スペース・ソフトウエア株式会社(以下、MSS)と共同で、次世代の核酸医薬として期待されているsiRNA 向けのドラッグデザイン受託サービスを開始いたしましたのでお知らせ致します。
昨年7 月26 日の公表資料の通り、MSS とジェノミディアは、siRNA 向けのドラッグデザインシステムを開発しておりましたが、その後、HVJ エンベロープベクターを応用した高速機能解析システムを利用してドラッグデザインシステムの精度を高めてまいりました。そして、4 月より完成したシステムをもとに、製薬会社、試薬会社、研究機関からのsiRNA 向けのドラッグデザイン受託サービスを開始しました。
siRNA とは、分子標的となる遺伝子(mRNA)の一部と同じ配列をもつ短い二本鎖RNA のことで、遺伝子の働きを効率よく抑制する事が出来ます。これまでのゲノム解析により、疾患に関連する遺伝子の過剰な働きが、様々な病気の原因となっていることがわかってきました。そこで、異常な働きをする遺伝子を効率よく抑制できる治療薬の開発が切望されています。そのため、遺伝子の働きを抑制できるsiRNA は、抗体医薬に次ぐ新しい分子標的医薬の候補として注目されています。しかし、siRNA は、配列デザインによって有効性や副作用が大きく異なります。ヒトのように多数の遺伝子の働きが複雑に調節されている場合には、医薬品として安全で有効性の高い配列をデザインすることが重要な課題とされてきました。この課題を解決するために開発されたのがMSS とジェノミディアのドラッグデザインシステムです。
化合物を中心とする従来の医薬品では、100 万種類以上の新薬候補物質の中から、医薬品に適した物質をランダムに絞りこむハイスループットスクリーニング法が主流でした。しかし、最近では疾患の原因となる遺伝子や蛋白質を標的分子として、立体的な構造にもとづいた合理的なドラッグデザインを行って新薬候補の絞り込む手法も注目されています。MSS とジェノミディアが共同開発したドラッグデザインシステムは、疾患の原因となる遺伝子を分子標的として、その働きを効率よく調節できるsiRNA を、合理的なシミュレーションによりデザインするシステムです。両社によって開発されたこのシステムは、疾患遺伝子の配列から医薬品に適したsiRNA の配列を検索し、siRNA をベースとする核酸医薬開発に直接利用できる上に、従来型の医薬品開発ための標的分子の発見にも応用できるので、広範囲の医薬品開発に対して、スピードアップやコスト削減が期待できます。
ジェノミディアとMSS は、製薬会社、試薬会社、研究機関などからのsiRNA ドラッグデザイン受託サービスを開始したほか、今後はシステム、ソフトウェアのライセンスアウトや販売についても進める予定です。
なお、siRNA ドラッグデザインシステムは、近畿経済産業局による平成15、16 年度地域新生コンソーシアム研究開発事業として開発されました。
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| 会社概要 |
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| 三菱スペース・ソフトウエア株式会社(Mitsubishi Space Software Co.,Ltd.) |
| 本社 |
:東京都港区浜松町二丁目4 番1 号 |
| 代表取締役社長 |
:三宅道昭 |
| 設立 |
:1962 年3 月 |
| 資本金 |
:500 百万円(2004 年3 月末現在) |
| 従業員数 |
:966 名(2004 年3 月末現在) |
| 事業内容 |
:ソフトウェア製造・販売・サービスの提供バイオインフォマティクス事業 |
| 大株主(持株比率) |
:三菱電機株式会社(86%) |
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| ジェノミディア株式会社(GenomIdea Inc.) |
| 本社 |
:大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目7 番15 号 |
| 代表取締役社長 |
:中塚琢磨 |
| 設立 |
:2002 年7 月 |
| 資本金 |
:196 百万円(2005 年3 月末現在) |
| 従業員数 |
:25 名(2005 年3 月末現在) |
| 売上高 |
:274 百万円(2004 年12 月期) |
| 事業内容 |
:新規ベクター技術の開発 |
| 大株主(持株比率) |
:アンジェスMG 株式会社(62%) |
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