| |
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下、総合機構)は、画期的な医薬品・医療機器開発を促進することを目的として、平成16 年度医薬品・医療機器実用化研究支援事業の研究テーマを公募しておりましたが、この度、当社のNFκBデコイオリゴを用いたアトピー性皮膚炎治療薬開発プロジェクトが、同支援事業の対象として採択されましたのでお知らせいたします。
NFκB デコイオリゴは、アトピー性皮膚炎や関節リウマチなど免疫炎症性疾患を対象とする核酸医薬として開発を進めております。このうち、アトピー性皮膚炎に関しては、国内で約140 万人と患者数が多いものの、特に顔面の重症アトピー性皮膚炎に関しては未だ有効な治療薬がなく、新しい治療法の開発が切望されている疾患領域です。
こうした背景のなかで、NFκB デコイオリゴは、転写因子を特異的に抑制するという特徴があることから、効果的で副作用の少ない画期的な治療薬になる可能性があり、今回総合機構の支援事業の対象として採択されました。
今回の総合機構支援事業への採択により、当社は、アトピー性皮膚炎治療薬開発プロジェクトに関する開発費に対して、原則として3年間に渡って補助金を受取ることができ、本年度については年間1.2億円を予定しており、当社のアトピー性皮膚炎治療薬の臨床試験を進めるうえで、資金面からのサポートを受けることができます。
当社は、この総合機構からの支援を受けて、来年度からNFκB デコイオリゴのアトピー性皮膚炎治療薬としての臨床試験を開始する予定で、現在日米両国で臨床試験を進めておりますHGF 遺伝子治療薬に続いて臨床試験段階にある開発品を強化し、創薬ベンチャーとしての開発ポートフォリオを充実させてまいります。 |