ネオケミアとアンジェスMGが業務提携
−虚血性疾患領域強化のため、炭酸ガス発生新型創傷被覆材を導入− |
 |
 |
| |
当社は、この度、ネオケミア株式会社(以下、ネオケミア)との間で、ネオケミアが特許出願中の炭酸ガ
ス発生新型創傷被覆材に関する国内独占的ライセンス契約を締結致しましたのでお知らせ致します。
当社は、閉塞性動脈硬化症などの虚血性疾患を対象に、HGF 遺伝子治療薬による血管新生療法の
臨床開発を進めており、虚血性皮膚潰瘍も治療視野に入れて研究開発を行っております。その補完療
法として、虚血性潰瘍等の治療に用いる新型創傷被覆材を導入し、虚血性疾患領域におけるより医療ニーズに応える製品ラインアップの構築を図ってまいります。
虚血性潰瘍などの創傷は、従来、患部をガーゼなどで覆い、傷口を乾燥させ、かさぶたを作って治す ことが適切と考えられてきました。しかしながら、近年、傷口から生じる滲出液に含まれる成長因子等が創傷治癒を進めることなどから、患部を乾燥させず、傷口を適度な湿潤環境に保持することが望ましい治療法(ウェット・ヒーリング)であることが分かってきました。それに伴い、創傷被覆材も、傷口を覆い、保湿効果の高い創傷被覆材が使われるようになってきました。
ネオケミアが開発し、この度当社が導入した創傷被覆材は、上述のような保湿効果が優れていることに
加えて、組織中酸素分圧増加作用と血流促進作用のある炭酸ガスを発生させることを特徴としております。この創傷被覆材は、異なる成分を含有する2つのシートから構成され、貼り合わせることで、使用時に炭酸ガスを発生させ、その後保湿効果の高い創傷被覆材に変化する特長を有しております。炭酸ガスを発生させる創傷被覆材はこれまでになく、より高い創傷治療効果が期待できるだけでなく、従来品では無効であった難治性潰瘍に対しても応用が期待できると当社では考えております。虚血性皮膚潰瘍を含め、高齢化の進展により患者数の増加が見込まれる褥創など幅広い皮膚創傷に対する被覆材として開発していく予定です。
当社は、今後、この新型創傷被覆材の研究開発を実施する予定で、本創傷被覆材を医療用具として開発し、早ければ2年後にも発売することを目指してまいります。 |
 |
| ご参考 |
 |
| |
1. 創傷被覆材
創傷被覆材は、患部を直接覆い、傷口を適度な湿潤環境に保持するものです。普通の傷やヤケドだけでなく、褥創や皮膚潰瘍などの治療にも使われます。創傷被覆材の国内市場規模は、約50億円と推定されております。 |
|
| 会社概要 |
 |
| |
 |
 |
| ネオケミア株式会社(NeoChemir Inc.) |
| 本社 |
:兵庫県神戸市中央区御幸通四丁目2番20号 |
| 代表取締役社長 |
:田中雅也 |
| 設立 |
:2001年5月 |
| 資本金 |
:92百万円(2004 年5月末現在) |
| 従業員数 |
:7名(2004年5月末現在) |
| 事業内容 |
:医薬品、医療用具、化粧品等の研究開発等 |
 |
 |
| アンジェスMG 株式会社(AnGes MG, Inc.) |
| 本社 |
:大阪府豊中市新千里東町一丁目4番2号 |
| 代表取締役社長 |
:山田英 |
| 設立 |
:1999年12月 |
| 資本金 |
:4,784百万円(2003年12月末現在) |
| 従業員数 |
:51名(2003年12月末現在) |
| 売上高 |
:2,452百万円(2003年12月期) |
| 事業内容 |
:遺伝子医薬の研究開発 |
|