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アンジェス MGは、2002年9月25日に東京証券取引所マザーズに上場致しました。これは、ひとえに投資家の皆様を始め、関係者の方々のお陰であると心より感謝致しております。
弊社は、1999年12月にHGF遺伝子治療薬の事業化を目指し、大阪大学の森下助教授が中心となり設立した会社です。遺伝子医薬はこれまでの薬とは違う全く新しいタイプの医薬品です。大きな治療効果が期待される半面、開発のリスクが高いため既存の製薬会社がなかなか手をつけられない分野です。我々はこの遺伝子医薬の領域に特化して開発を行い、根本的な治療法のない病気に対する革新的な薬をできるだけ早く患者さんにお届けすることを使命としています。
我々が取り組んでいるHGF遺伝子には血管を再生し血液の流れを改善する作用があります。例えば、足の血管が詰まり下肢の切断を余儀なくされるような重症の虚血性疾患の症状を和らげ、切断を回避できる可能性があります。この他にも、遺伝子の作用を抑えることで炎症性疾患を治療するNF-κBデコイオリゴ、遺伝子機能解析や患部への薬物送達手段として用いるHVJエンベロープベクターなど、画期的な技術の実用化に取り組んでいます。
一般に医薬品の開発には、多額のコストと長い期間が必要となり、しかも全てが順調に進むとは限りません。このようなハイリスクの事業に対し、ベンチャー企業である弊社は、製薬企業との提携を最重点の戦略と位置づけています。こうした提携を通し、開発コストに対する援助を頂くのとあわせ、上市(発売)後にはロイヤリティを頂くというビジネスモデルを採用し、収益の安定化を目指しています。今回の上場により、財務基盤が安定すると同時に、弊社の生命線である研究開発に、より積極的に取り組む環境が整いました。
弊社は、開発段階においては財務上のリスク低減に努め、2005年を目標としている医薬品発売後に収益拡大が図れるよう努力してまいります。また、弊社が手がける技術、事業内容をできるだけわかりやすく投資家および一般の皆様にご理解いただけるよう、情報発信、情報開示を積極的に進めていきます。今回の上場をひとつのステップとし、弊社は今後、新薬を待ち望んでおられる患者さん、株主・投資家の皆様のご期待に添えるよう邁進していく所存です。今後とも格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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