AnGes MG,Inc. AnGes MG,Inc. 遺伝子医薬のグローバルリーディングカンパニー English Site
HOME ニュースリリース 会社案内 プロジェクト 製品情報 リクルート IR情報
  ニュースリリース
  当社からのお知らせ
  バックナンバー
HOME > ニュースリリース > バックナンバー > 2002年4月9日
ニュースリリース  
 
各  位 2002年4月9日

第一製薬株式会社
アンジェスMG 株式会社


第一製薬(株)とアンジェス MG(株)がHGF遺伝子医薬品に関し
日米欧における販売契約を締結
第一製薬株式会社(代表取締役社長:森田 清)とアンジェス MG株式会社(旧称、メドジーン バイオサイエンス株式会社、代表取締役CEO:村山正憲)は、アンジェス MGが開発するHGF(Hepatocyte Growth Factor、肝細胞増殖因子)遺伝子医薬品の日本・米国・欧州における販売契約に関して、今般、合意に達しましたので、お知らせ致します。

第一製薬は既に、日本においてHGF遺伝子医薬品を末梢動脈疾患治療薬として独占的に販売する権利を2001年1月にアンジェス MGから取得しておりましたが、このたび末梢動脈疾患治療薬としての販売権を米国・欧州に拡大するとともに、虚血性心疾患治療薬としても日本・米国・欧州で独占的に販売する権利を取得いたしました。

HGFは血管新生作用を有するたんぱく質で、本治療薬はHGFを産生する遺伝子を用いた国産初の遺伝子治療のための遺伝子医薬品です。虚血部位へ投与することにより血管新生を促し、虚血状態を改善することから、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症、バージャー病等)や、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞等)などへの効果が期待されます。また、従来の薬物と異なる作用を持ち、既存の薬物療法が不十分な患者、手術が困難な患者においても効果が期待されます。

アンジェス MGは、遺伝子治療用遺伝子医薬、核酸医薬及び新規ベクター等に関する研究開発を通して人類の健康に貢献すべく、1999年12月に設立されたバイオベンチャーで、HGF遺伝子医薬品の基礎技術を開発した大阪大学を始めとした国内外の研究機関と協力してその実用化に取組んでいます。

また、昨年10月に米国メリーランド州に100%出資子会社AnGes, Inc.を設立済みで臨床試験を開始するところであり、5月を目途に、欧州でも現地法人を設立し、本格的に海外臨床試験を展開していきます。

第一製薬は、血栓・血管領域を重点領域の一つとしており、アンジェス MGによる本治療薬の日本・米国・欧州での開発支援と、末梢動脈疾患および虚血性心疾患領域におけるHGF遺伝子医薬品の販売を通じて、再生医療への国際的貢献を図っていきます。


本件に関するお問い合わせ
第一製薬株式会社 :TEL 03-3273-7107
アンジェス MG株式会社 :TEL 03-5730-2630


ご参考 -HGF遺伝子医薬品の特徴・医療上の意義-
HGFは強い血管新生作用を有することが知られていますが、本剤はHGFを産生する遺伝子を虚血部位に投与することで、局所にHGFたんぱく質を発現させ血管新生を促して虚血状態の改善を図るもので、国産初の遺伝子医薬品です。本剤は、ウイルスベクターを用いないnaked DNAであり、ウイルスベクターに由来する副作用を回避できます。

また、従来の薬物の作用機序と異なり、血管新生により虚血状態を改善するため、既存の治療法が無効な難治性の末梢動脈疾患に効果が期待できる画期的な治療となる可能性があります。


用語集
【1. 遺伝子医薬品(gene medicine)】
遺伝子または遺伝子の一部を有効成分とする医薬品。

【2. 肝細胞増殖因子(hepatocyte growth factor:HGF)】
肝細胞から発見された増殖因子で、血管新生作用を有する他、発生過程における器官形成や傷害に伴う組織・器官の再生において重要な役割を担う。

【3. 末梢動脈疾患(peripheral arterial disease)】
四肢の末梢血管が閉塞することにより、筋肉や皮膚組織が虚血状態に陥り、しびれ、冷感、間歇性跛行、安静時疼痛、下肢潰瘍などの症状を示す。閉塞性動脈硬化症やバージャー病等がある。

【4. naked DNA】
遺伝子がうまく働くためには、遺伝子が細胞の中に入る必要があるが、遺伝子はそのまま細胞に近づけても細胞の中に入っていくことはできない。そこで、細胞の膜を突破し、細胞の中に遺伝子を運ぶ役目をする「運び屋」が必要になる。通常、この「運び屋」としてウイルスを改良して使うことや、リポソームに導入遺伝子を封入して細胞内に取り込ませる方法が一般的だが、本HGF遺伝子医薬品では、プラスミドDNAと呼ばれる遺伝子を環状にしたものを使用する(naked DNA法)。プラスミドDNAだけでは、細胞の膜を突破する力は弱いが、筋肉内に注射する場合は遺伝子を発現することができる。この方法は、ウイルスやリポソームの持つ感染性や細胞毒性を心配する必要がなく、安全性の高い方法である。


記事一覧へ戻る このページのトップへ


Copyright 2004 AnGes MG All rights reserved. プライバシーポリシー | お問い合わせ | サイトマップ | サイトポリシー